園の特徴
当園の保育の理念
辻ヶ丘幼稚園の先生たちの願い
幼児期に育てたいこと
自己有能感を育む
自己有能感とは,「自分はできる」という思いを持つことです。同じような言葉に自己肯定感というものがありますが,自己肯定感は「自分はありのままの自分で大丈夫」という気持ちに対して,自己有能感は,自己肯定感を基盤として「自分はもっとできる」「もっとやりたい」という気持ちです。
自己有能感が育つためには,以下のことが必要になります。
- 自分の「存在」をそのまま認めてくれる他者がいること
- 褒められる経験を多く積むことにより,自分自身を励ますことができるようになること
- 成功体験を多く積むことにより,できたという達成感をたくさん味わっていること
- 興味・関心や好奇心に基づいて,自分で考え,選択する経験を多く積んでいること
- 他者とできたことを認め合う共感経験を多く積んでいること
辻ヶ丘幼稚園では,「あなたはそのままでいいんだよ。大丈夫だよ。」と子ども一人一人の心に寄り添い,ありのままに受け止めます。そして,褒める,認める保育を大切にしていくことで,子どもたちが「自分はできる。やってみよう。」という気持ちを持てるようにしていきます。また,自然に触れ合ったり,ICT機器を活用したりなど,様々な活動をとおして,「できた!やったあ!」という感動体験を多く味わわせるとともに,その過程で「よし,今度はこうしよう。たのしみ!」と自分で考えることや選択することを大事にしていきます。
このような保育を繰り返す中で,子どもたちが友達と「できたね。楽しかったね。またやろうね。」と互いに認め合い,共感できる関係を育んでいきます。
「さぁ!たのしいこと みつけよう」この言葉を合い言葉に,辻ヶ丘幼稚園では,子どもたち一人一人が,「今の活動,もっとやりたい。」,「もっともっと楽しくしよう。」,「みんなで一緒に楽しもう。」という思いを持てるよう育てていきます。
みんな違ってみんないい
子どもはみんな同じ,みんな一緒ではありません。
子ども一人一人の個性は,それぞれみんな違います。それぞれ違った「輝く自分」を持っているのです。その「輝<自分」を幼稚園で創っていくのです。
そしてそれを創るのは,ご両親や先生ではありません。
それは成長するエネルギーを内に持っている一人一人の「子どもたち自身」なのです。
子どもは,「自分で行動し学びとって自分を変容させてい<力」をみんな必ず持っています。その変容・成長は誰も代わってやれないのです。
ですから,まず「待つ」姿勢を失わないで,一人一人の子どもたちの持っているその力を信じきることが第一だと思います。
このような子どもたちに,どんなことを体験させ,力を添え,手助けしていけばいいかを考え,子どもたちが成長するために必要なすばらしい環境をつくっていくことが,とても大事なことだと考えています。
辻ヶ丘幼稚園では,子どもたちが伸び伸びとした園生活のなかで,個性的な「輝く自分」を創っていける,そして,「お互いの輝き」を認め合える幼稚園になるよう日々努力しています。
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